標高約850m登り口の気温は26度。
標高100m上がると気温は0.6度下がり
高知市内は30度を越えるだろう。
◆登り口
寒気による高層雲は薄く
少なくとも午前中は大丈夫だろう。
急峻な地形に上がる風は気持ちよく
ブヨやアブなど吸血虫もいなかった。
◆林道
「緑が濃くなった」
登り始めの林道に射す
木洩れ日がはっきりしてきた。
夏も極まるかぁ。。。
林道の草木は夏のものは実り
秋のものは花を開き始めていた。
「ほんとブヨがおらんね」
晴れて風のある日は少ないものだ。
◆杉林
工石山と三辻山への山道は
人が植えた杉檜の林から始まる。
緑が濃くなり木洩れ日で輝く
中低木の葉が一際美しく感じる。
足下の草花も夏から秋に移ろい
この時期だけの一期一会が見える。
「ウバユリも咲いたね」
山野に生ずるユリ科の大形多年草。
夏に2～4個の緑白色の花を横向きに開く。
地下の鱗茎は白色で食用としてきた。
◆雑木林
山道は雑木林に入る。
ここは二次林で樹々が若く
林内は更に鬱蒼した風景となる。
「葉脈だけ残して
上手いこと食べちゅうで」
これも晩夏の一期一会だろうな。
そんな木洩れ日踏む
山道もいいものだなぁ。
「杖塚上がるろう」
たのもしや杉の木の間の夏日影 洒堂
