猿板

遊山黒子衆SARUの記録

梅雨終わる梶ヶ森遊山 青梅雨

                                                 f:id:kurokoshusaru:20210719070330p:plain

 日本は広く高気圧に覆われるが
四国に関しては高気圧の縁にあって
まだ南の湿った空気の影響を受ける。

◆空を観る
今年の特徴「偏西風の蛇行」が続き
行き場を失った寒気が影響している。
でも「梅雨入り」「梅雨明け」判定って
何の意味があるのか私は解らないなぁ。

f:id:kurokoshusaru:20210719070513p:plain

◆川を遡る
 そんな雨を覚悟の週末は
ワイズさんとモッチさんと
独立峰独特の天候を期待して
通い続ける梶ヶ森を訪れた。

                  f:id:kurokoshusaru:20210719070606j:plain

 吉野川に沿う国道から望む
梶ヶ森を覆う雲の底は明るく
雨は降ったり止んだりしている。

 行ってみないと解らないな。

f:id:kurokoshusaru:20210719070735j:plain

◆山里に入る
 吉野川を離れて佐賀山川に入る。
対岸の恩田集落は雲に隠れるが
八畝の棚田の稲は青々としてきた。

 「これから稲の開花やね」

      f:id:kurokoshusaru:20210719070902j:plain

 最深集落を過ぎ林道に入る。
目指す登り口は梶ヶ森に北にあり
山道も北山麓を上がることが
今回見極めたポイントだった。

f:id:kurokoshusaru:20210719071012j:plain

◆落ち合う
 ワイズさんらが到着したとき
雨が降り始めたが雲は明るいままだ。

 「お待たせしました」

                  f:id:kurokoshusaru:20210719071120j:plain

 私達は雨の予報でも
その山の地形などを合わせ見て
「傘で大丈夫」と判断したら
取りあえず登山口で見定める。

f:id:kurokoshusaru:20210719071252j:plain

梅雨明けらしい荒天予想がある
四国の真ん中に座する梶ヶ森は
どんな風景を見せてくれるだろう。

                             f:id:kurokoshusaru:20210719071505j:plain

青梅雨の深みにはまる思ひかな  石川桂郎