弱い冬型の気圧配置で
日本海を低気圧が東進。
太平洋側では晴れるが
日本海側は雨や雪が降る。
◆空を観る
週明けは強い冬型気圧配置となり
上空には真冬並みの寒気が流れ込む。
全国的に荒れた天気となり
西日本でも雪に降る所がありそう。
◆高知の裏山へ
冬本番前の小春日。
「雪山に登りたい」と
SARUの仲間入りしたワイズさん。
その山道は家から遊山で始まった。
「お天気良くてよかったね」
四国山地から下りはじめた紅葉は
ようやく高知市内に下りたようだ。
◆守護の森
家から15分筆山登り口から
南嶺山群への山道が始まる。
筆山は土佐山内家歴代藩主と
その家臣達が眠る山でもあり
墓所は夏でも鬱蒼とした
照葉樹たちが護っている。
「このドングリ食べれるのですか!?」
今年四国はブナの実が豊作で
筆山の椎や樫もドングリが多い様だ
「子供の頃はオヤツやったで」
◆冬山に入ること
一日の積雪量世界記録を持つ日本の冬は
人だけでなく野生にとっても生か死の世界。
そんな登山で最も大切なのは気象を読むこと。
特に高山は地形や高度差の影響を受けるため
街の天気予報や降水確率と別と考えること。
道具などはその次だろう。
いったん山道は
筆山頂上に続く車道に出る。
「さてプチ縦走の
最初の頂上に着くで」
寒晴やわれも一樹となりて立つ 西嶋あさ子
