季節は本格的な冬に入りました。
空気中の水蒸気が少なくなって
四国らしい山並みの向こうに霊峰石鎚山が
くっきり浮かんで見えました。
平家平からちち山、笹ヶ峰に続く稜線も
標高1,000m程の山からでも
北は四国山地から南は輝く太平洋まで見渡せ
いつも家から歩く南嶺も確認できました。
そういえば今年は春から夏を経て今まで
よくここを訪れました。
雨の日コゲラが停まっていた立ち枯れ木
夏には鬱蒼としていた低木のトンネルも
澄んだ空気に影を濃く落としています。
そうやね。
北山もいよいよ冬の眠りの時期なんだ。
山眠るまばゆき鳥を放ちては 山田みづえ