猿板

遊山黒子衆SARUの記録

立冬の三辻山遊山 ゆく道

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 移動性高気圧は日本から遠ざかり
本州南岸では前線が明瞭化し北上。
四国は太平洋側で雨の降る所がある。

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しかし雨が降っても風は弱く
雨の中でしか見れない色がある。

立冬に入る休日は傘射して
山の盟友と低山を歩こうか。

◆かようこと
 先月共に歩いた三辻山を
気に入ったと言うろくべえさん達と
あえて雨の予報を狙って再訪した。

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◆変化を追うこと
 翌日は行楽日和だろうが
あえて雨などを体験しておけば
急な天候の変化や道具の機能などの
山力に繋がる経験が出来ると思っている。

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 「紅葉もいい感じですね」

 今年はどの山も
紅葉が良いようですね。

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◆峠のこと
 山間県道は鏡川を渡り
赤良木峠に向かって標高を上げる。

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最後の葛籠折れを登れば
標高1177mの赤良木峠に上がる。

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 「綺麗に楓が染まっとる」

登り口の工石山青少年の家は
紅葉の盛りを迎えていた。

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 登り口は気温13度無風の霧雨で
今期のシェルのテストにはちょうどいい。

 さあ寒冷前線の影響を受ける
三辻山はどんな風景を見せてくれるか。

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                  音たてて立冬の道掃かれけり  岸田稚魚