山肌を錦に染めている紅葉も
1,400mから1,500mというところまで
登山道は枝から落ちた葉が
カサカサと心地よい音を立てています。
ん?
目の前に野鳥が
落ち葉の中の何かを探しています。
アトリという冬鳥でした。
山神様は
登山道の水抜きに溜まった落ち葉を除きながらの山歩き
よく整備された登山道は歩きやすく
それぞれのペースで進むことができます。
標高1,800mを過ぎると
冬景色の向こうに駆け下りた紅葉が見えてきました。
枯れた色の枝に
斜陽が当たる
そろそろ冬支度ですね。
寒禽の取り付く小枝あやまたず 西村和子