「特別警報級」「命を守る行動」
気象庁は相変わらずデータを出さず
「曖昧」で「大げさ」な警告を発し
国民自ら判断する様求め続けていた。
◆空を読むこと
多額の税金を投じ気象衛星や
スパコンを買った気象庁から数字が
出ないから自分で集めるしかない。
よっし!
ここしかないな。
◆隙間を突くこと
そんな台風迫る処暑の週末は
自ら集めたデータで判断した梶ヶ森へ
ワイズさんと共に訪れることとした。
雨降る高知市内を出発したが
空は明るく南国ICを越える頃
雨間に眩しい朝陽が射してきた。
雨雲が開いた。
雲の動きはまだ早くない。
◆落ち合うこと
大豊の道の駅で
ワイズさんと合流した。
「どんな感じでしょうね」
行ってみる価値はあると思いますよ。
梶ヶ森山麓集落の空は
雲に覆われていたが厚くはない。
◆雲のこと
山に分け入る林道は
明るい雲の中を走る。
よっし きた!!
「綺麗ですね!」
登り口に近づく頃雲を出て
眼下に雲海が広がった。
いつもの登り口は晴天下にあり
雲の動きもまだ早くはない。
午前中は大丈夫だろう。
さあ 自家製予報はどうだろうか。
先んじて風はらむ草颱風圏 遠藤若狭男