明けの変化を狙っていたが
昨夜のお酒が過ぎたせいだろう
すっかり明るくなって目が覚めた。
まっ いいか。
◆山雲のなか
予報官泣かせの前線は
四国からそれなりに離れたようで
剣山山頂を覆う山雲の切れ間から
晴れた山麓が見え隠れしていた。
◆朝の箸
「もっと
ゆっくりしてえいんで」
いやいや・・・
いつも遅くてすいません。
「コーヒーでもどう?」
ゆったりしたこの時間。
下界では買うことが出来ない
贅沢なんだろうなぁ。
◆帰るとき
行ってきます。
また来月帰って来るからね。
この後もまた荒れる様だが
季節と言うものは極まれば兆す
梅雨明けが近いことを
空が告げているように感じた。
◆かえり道
「お~い
お帰り~!!」
リフト沿いに植えられた
山野草は花園を見せてくれた。
「キレンゲショウマも
咲きだすね」
沢山人が来たらいいな。
「お帰りなさい」
ただいま帰りました。
今回の遊山は
肉うどんで締めくくった。
夏草や手ふれて見たき仏の朱 加藤楸邨