山頂の鳥居を潜り山頂へ。
標高が100m高くなると
気温が0.6℃下がると言われているから
四国の高山は10℃低いと考えていいだろう。
◆山頂に立つ
今日は雨が降る前に
山頂に上がることとした。
この時風は北から吹いて
変化の時を告げていた。
天気が良ければ混み合う頃だが
流石にこの予報では人影はまばらだ。
さあ小屋に帰ろうや。
◆剣山頂上ヒュッテ
「いらっしゃい
今日はキャンセルの嵐やわ」
辛いねぇ・・・。
自粛明けに週末ごとの雨。
食堂のレイアウトも距離を取り
登山客を待っていたのにね。
「まあまあ
駆け付けやって下さいな」
いつもありがとうございます。
◆静かなとき
「今日はガラガラなので
たまには広い部屋をどうぞ」
有り難いけど気持ちは複雑だなぁ。
雨は大したことはなく止み
山には静かな時間が流れていた。
今回の気圧配置では
稜線歩きは避けるべきだと思うが
涼しい小屋でのんびりするにはいい機会。
温帯の島国日本で雨は恵み。
またその風景も美しいもので
家に居るよりずっと楽しと思う。
◆夕餐のこと
今回も地物の手作り
ヒュッテの食事を頂いた。
「賄いを一緒にどうですか」
宿泊が少なくスタッフも時間が取れた。
それもまた良しさ かんぱ~い!!
中でも若いスタッフとの話は
消灯まで続いて楽しかったなぁ。
それでは皆さん
おやすみなさい。
遠くにて水の輝く晩夏かな 高柳重信