梅雨前線は西からやや北上し
梅雨中休みとなっていた西日本でも
ふたたび梅雨空が戻ってきそうだ。
◆空を観る
この週末のポイントは寒気。
5000ｍ－6度は関西付近まで下り
0度が前線の弛みに入り四国に至ると
寒冷渦により山はやや不安定だろう。
◆祈りの山へ
「雨降らんかったね」
梅雨最後の一休みになるかなぁ。
そんな週末は前線の弛みにはいる
四国の真ん中の梶ヶ森を訪れた。
SARUの新しい仲間ワイズさんの
二回目の山行に和宏さんの口福遊山。
彼女が雪山泊を目指す山道の始まりに
信仰の山にお参りするのもいいだろう。
◆実りを思うこと
いつもの棚田を望む
撮影ポイントで車を降りた。
雨は恵みだが日光不足は
農家にとっては辛いこと。
コロナショックが長びき
ＪＡの出荷調整が続くなか
冷夏による農作物不作となれば
庶民は天に祈るしかないのか。
◆変化の時へ
最終集落を過ぎ入る
山頂に続く林道は少しの落石はあるが
先の大雨での大きな被害はないようだ。
いつもの龍王口に車を置く。
「虫おらんねぇ」
心配していたアブやブヨは
この大雨で一旦姿を隠したらしい。
さあ梅雨の中休みの梶ヶ森は
どんな風景を見せてくれるだろう。
送行の風吹きかはる草の丈 ながさく清江
