初めてみるサルトリイバラの花。
猿捕茨はユリ科の落葉蔓性小低木。
茎は細く他物にからみ強い角質のとげをもつ。
黄緑色の小花を球状に多数つけ赤い液果を結ぶ。
◆春の空
長く残る飛行機雲が
上空の空気は水蒸気を多い事を告げ
登山口気温10℃はこの時期らしい気温だ。
◆春の林道
歩きはじめた林道は
南斜面で日当たりがよく
花木草花が咲きはじめていた。
「キブシも今が満開やね」
◆春の人工林
先週と同じ別れ道から
工石山に続く山道にはいる。
登りはじめの植林に射す光は
春のものに変わった事を感じる。
「一週間で変わるねぇ」
人工林の林床に根を張る
中低木が若葉を開きはじめた。
清明に入れば陽が変わり
万物が若返ってすがすがしく
さまざまな花が咲き乱れる。
これほどのやさしさはなし芽吹山 青柳志解樹