山頂直下の国見神社。
先人は全ての自然現象に頭を垂れ
この災害多い島国で生き抜いてきた。
自然は思い通りにならない事を知っていた。
◆山頂へ
予想が見事に外れていても
これ程頂の風景に期待したことは
今までなかったように思う。
◆天に上がる
広大な雲の海に浮かぶ
標高1409mの山頂に立つ。
東は剣山地を西は石鎚山まで覆い
北は瀬戸内海を越え中国地方に到る。
南は太平洋まで広がる雲の海は
今まで観たことのない風景だった。
◆一期一会
上空の雲に挟まれた
国見の頂はまるで島のように
広大な雲の海に浮かんでいる。
四国をまるごと覆う巨大な雲海。
この百回に千回に一度の風景に出会うには
通い続けるしかないんだろうなぁ。
「雲の下は雨やろうか」
そうかもしれないね。
雲海や一天不壊の碧さあり 大谷碧雲居