家からゆっくり歩いて昼には
標高306m山頂に立つ事が出来る。
この日もすでに何組か上がっており
それぞれの休日を楽しんでいた。
◆海を望む山
広場に整備された山頂は
江戸以前の豪族の物見櫓や
大東亜戦争時に対空監視所があった
南に太平洋を見下ろす眺望が広がる。
「予報どおりの
穏やかな天気やね」
◆口福なとき
家まで歩いて帰るので
今日は山頂でワインを楽しんだ。
山の上から海を見ながらの昼。
自然の中は何を食べても美味しいものだ。
◆緩めるとき
程よい風と心地いい陽射し
家に帰るもさほど時間は架からない。
昼寝にはもってこいだな。
関節の治療も
自前のコルセットを鍛える運動と
心と体を緩める休養とのバランスが大切。
そして昔から日向ぼこは身体にいい。
寝転んで見上げたら
トンビが気持ちよさそうに
春の空に円を描いていた。
春の海ひねもすのたりのたりかな 蕪村