猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 冬の山日和

                                        f:id:kurokoshusaru:20200206181650j:plain


 暦の上では春を迎えようとする2月のはじめ
二代目ご主人とご一緒させて頂くことができました。

f:id:kurokoshusaru:20200205182400j:plain


 「あの木は2年前に倒れたんよ」

f:id:kurokoshusaru:20200205182731j:plain

 空がぽっかり空いて幼木たちが
次は自分の番だと芽吹きを待っています。
 

 昔この道で出会ったこと

                    f:id:kurokoshusaru:20200205183135j:plain

 立ち止まり
思い出を話してくださいました。

「綺麗じゃなぁ
  あれは唐松と違うみたいななぁ」

f:id:kurokoshusaru:20200205183256j:plain

 何十年歩かれても
その一瞬に新たな感動を得る事ができる

     f:id:kurokoshusaru:20200205183408j:plain
 それは共に歩く人によっても
いつもの景色が違って見えることもある。
 

 二代目ご主人に着いてゆきながら

f:id:kurokoshusaru:20200205183808j:plain

まだまだ感じられるいくつもを
置いてきているかもしれないと感じた山歩きでした。 

f:id:kurokoshusaru:20200205184043j:plain

                   冬日和心にも翳なかりけり  星野立子