暦の上では春を迎えようとする2月のはじめ
二代目ご主人とご一緒させて頂くことができました。
「あの木は2年前に倒れたんよ」
空がぽっかり空いて幼木たちが
次は自分の番だと芽吹きを待っています。
昔この道で出会ったこと
立ち止まり
思い出を話してくださいました。
「綺麗じゃなぁ
あれは唐松と違うみたいななぁ」
何十年歩かれても
その一瞬に新たな感動を得る事ができる
それは共に歩く人によっても
いつもの景色が違って見えることもある。
二代目ご主人に着いてゆきながら
まだまだ感じられるいくつもを
置いてきているかもしれないと感じた山歩きでした。