奥物部の森を走る
市道西熊別府線に入り
道路は緑のトンネルとなる。
◆分け入る
いつもの登山口に車を置く。
外気温23度は運動するには
ほどよい気温だろう。
◆緑の道
この林道も鹿の活動により
相当数の植物が姿を消したが
今年も花を咲かせた草木がいる。
春の鮮やかな色合いと違い
夏の花は楚々とした美しさがある。
そして何度刈られても
生える街の草たちもそうだが
自然とは人の保護など要らない
強さを感じさせられる。
◆雲行き
「稜線が暗うなってきた」
雨の降り出しは早いかもしれない。
でも山麓は
お昼過ぎまでは大丈夫だと思う。
遠くにて水の輝く晩夏かな 高柳重信