お昼には少し早く
沢のせせらぎが聞こえる
堂床河原まで下ることとした。
◆癒やしを求める
特に気象遭難が多いこの時期
四国の稜線は暑いし虫も多いし
頂には拘らないことにしている。
難行苦行は求めていないから(笑)
◆生き物として
個体差はあるが私達が裸で過ごし
暑くも寒くも感じない気温は26度で
人間は平均気温26度の環境下で
生まれたと考えられている。
また殆どの生物は油で出来ていて
温度が上がれば溶けて身体の害となり
炎天下激しい運動を続けている生物は
人間の他にいるのだろうか?
◆腰を下ろす
いつもの河原の
楓の木陰で腰を下ろした。
今日のメインは
近所のおかず店のいなり寿司。
朝5時から開いているから
登山には有り難い存在だ。
◆河鹿の音
樹木は葉の水分を蒸発させて
その気圧差で大地の水を吸い上げ
その時奪われる気化熱で空気を冷やす。
だから日差しが強いほど
森の中を冷やしてくれる。
自然とは上手く出来てるものだ。
沢の風と音
蝉や河鹿の鳴き声
また眠くなってきたなぁ・・・。
仮の世と思ふ河鹿の声の中 村沢夏風