猿板

遊山黒子衆SARUの記録

梅雨晴間の五山所道遊山 起 =過去板=

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 台風が温かい空気を運び
日中は日差しが届いても
午後は落雷やニワカ雨の可能性あり
深山や稜線は避けたほうがいいな。

◆空模様による
 前線は予報官泣かせなもの。
tochikoとの休日は朝の気圧配置を見て
四国山地南側の御在所山を訪れた。

高知市内から見る御在所山
乳房の様な山容をしている。
                 
◆朝の風景
 R195を走り香美市に入り
朝のダム湖の風景が迎えてくれた。
               

韮生の田圃の田植は終わり
まだ水鏡で山を映して美しい。

吊り橋でダム湖を渡り
日ノ御子を抜け里山に入る。

       

 「これ大半夏でねぇ」
御在所山は石灰の山。
植生が豊かだったろう。

               
 「ホタルブクロが咲いちゅうで」
山のヒメボタルも舞いだしたろうね。


◆分け入る
 今回も木馬茶屋がある
大屋敷から登ることにした。
土俵まで車で上がれる林道が出来たが
ここから上がる方がより歴史を楽しめる。

木馬茶屋はかつて炭などを馬で運ぶ
人夫たちが休む場所であったと聞く。
                   
韮生郷にある御在所山
悲運の幼帝伝説が残る信仰の山。
今日の一期一会が楽しみだ。


            御神馬も羽目板を蹴り梅雨長し  鍵和田