次第に道幅が狭くなり
林道の終点に近づき笹が現れる。
ここからこの山本来の自然林に入る。
◆昭和の道
この山を知ったのは
昭和62年初版の「四国百山」
その当時の看板が今もある。
◆別れ道
今日は新しく拓かれた
四万十川源流点を経由する
南回りルートに分け入った。
日当たりが良い南斜面は
影に入りやすい北側とは
植生が異なることが多い。
◆新しい道
源流点に導く道標がある。
ここから30分下るそうだが
旧道に30分以上加えるこのルートは
健脚者向きと言えるかもしれない。
新たに出来た道は
まだ安定していないようで
足場が悪い箇所がいくつかあった。
◆橅の道
頂上直下に回り込み
山道はブナたち大木の間を
北に向かって真っ直ぐ登り始めた。
「しかし
キツい登りねぇ」
急斜面の直登は長かった。
いい運動になるやいか(笑)
「あっ 間に合ったね」
ツツジもこれで見納めかな。
死ぬものは死にゆく躑躅燃えてをり 臼田亜浪