ソフトシェルの登場は
特に冬山スタイルが根底から変えた
当時私はそう感じた事を覚えている。
◆繊維素材の発達
ナイロンヤッケやウールシャツの世界に
化繊下着やGORE-TEX®アウターの登場で
発汗や濡れによる体温低下などが軽減され
ソフトシェルにより快適性が向上した。
◆ソフトシェルとは
「動きやすさ」「快適性」など
着心地を重視したアウターで
タウンユースでもストレスがない。
またゴアテックスなどの防水機能よりも
透湿性やストレッチ性を重視した素材を使用し
小雨をはじいてくれる程度の撥水性はある。
◆ハードシェルとは
「悪天候に耐えうる」アウターで
防水・防風・防雪性など機能を重視し
高山や雪山での使用を前提としている。
機能は防風・防雪性のほか
雪山で滑落時に滑りにくい様
表面がザラザラしたモデルもあり
引っかけて破れない様生地も丈夫だ。
◆比較(イメージとして)
ソフトシェルはアウターだが
・小雨程度の撥水性はある
・適度な防風性がある
・通気、透湿性でムレを軽減
・伸縮性があり動きやすい
・雪山などで中間着としても活躍
ハードシェルもアウターだが
・高山、雪山。冬山使用
・防水、防風、防雪など機能性重視
・保温性はほとんどない
そして私はハードはシェルとして
ソフトシェルはシャツと考えている。
雪蓑の子が立つ道のまん中に 中田みづほ