故郷の植物園
「百一草園」の福寿草が咲き始めました。
今は5,000花ほど咲いているそうです。
その傍らには
四国ではここでしか見られないセツブンソウも咲いています。
とても小さく一円玉くらいの大きさでした。
バイカオウレンも咲き初め
植物は迷いなく命を繋ぐ準備をしていました。
園主さんは、ほとんどを播種から育てられています。
それは、植物がここで生きると決めるから芽が出る。
そしてそこに根付くからなのだそうです。
週末の山歩きで
雪の中、ところどころに落ちていた栃の実は
寒さの中でも芽立ちはじめていました。
mothertreeも何百年も前
ここで生きると決めたんだね。
この森のどれもが
最初は小さな種でした。
優しい園主さんのもとで
ここで生きると決めたバイカオウレンは
とても小さくても
森の主と同じ力強さを感じました。
裏山にゑくぼの日ざし福寿草 成田千空