頂上直下には
50m足らずの急登があるが
今日は積雪で登りやすかった。
◆頂に立つ
頂上には雪が舞い上がり
三角点が埋まりかけていたが
風は思ったほど強くなかった。
◆静かなとき
山頂は雪雲の中にあり
視界は50m位あったろうか。
この厳しい環境に根を張った
2本のブナに自然の強さを感じた。
さて隠れ家に降りようか。
◆和宏さんの山食堂
時々雪が吹き込む寒い日に
小屋に立つ湯気はありがたいものだ。
「こんなんも作ったき」
冬はグレ。
お腹に雪花菜寿司を詰めた
和宏さんの故郷土佐市の郷土料理。
煮豚まで構えてくれた。
さあ メインはすき焼き。
有り難い ありがたい。
◆かえり道
下りはアイゼンを履いた。
遭難事故の7割は下りで起こるという。
人間の力ではどうしようもない
自然が相手だから臆病でありたいと思う。
特に「大丈夫だろう」だけで
冬山には入らない方がいい。
前回はたまたま帰れただけだから。
さて次は
どこに行こうかねぇ。
我が雪と思へばかろし笠の上 其角