しんしんと降り積もる雪は
故郷の窓から見る雪のようで
とても穏やかでした。
それぞれに山で一泊するための
「衣」「食」「住」を背負い歩く。
ひとつひとつが一晩山頂で過ごすために必要なもの
十分な防寒着に食料
楽しみの嗜好品も余裕を生むひとつ
重荷はしんどくないといえば嘘になりますが
仲間と共に達成したときの充実感や
ひとつの鍋で食事を共にする喜びで
吹っ飛んでしまうから不思議
しかも翌朝はご褒美のような快晴!
こんなに近くに土佐湾が見える
そして御在所山がはっきりとわかる
土佐らしい青空が見送ってくれました。
冬と云ふ口笛を吹くやうにフユ 川崎展宏