私の2019年山初めは
小寒の前日
寒さはこれからが本番で
一年で一番寒さの厳しい時期に向かいますが
比較的暖かい朝の出発でした。
静かなヌル谷で一本
地面の現れた場所に地中の陽気を感じます。
雪の落ち着いた林道付近とは違い
登るにつれ雲の中に入り
強風とともに
発達している霧氷が見えるようでした。
薄暗いモノトーンの世界に咲いた氷の華は
厳しいからこそ美しいと感じるのかもしれません。
帰りみち
小さなコガラがぷくっと膨らんで鳴いていました。
寒禽の取り付く小枝あやまたず 西村和子