猿板

遊山黒子衆SARUの記録

白露の剣山遊山 承

見ノ越へ

「ありゃりゃ
   また降りだいたねぇ」
山間国道の標高が上がり
雨が激しく降りはじめた。


臨機応変のこと
 剣山は四国山地の東端
雨が巻き込んでいるのでしょう。
 「リフト動きゆう」
登りはリフトで上がりましょう。



◆雨上がること
 見ノ越登山口の
駐車場はガラガラだった。
 週末ごとに大雨でしたね。


                   
 雨支度を整え
出発したとたん雨はピタリと止んだ。
 「合羽を着ると雨が上がる」
人生tochikoの言うとおりかもな。



所々山麓に陽が射していた。


               
◆歩きはじめること
 「珍しいねぇ
   リフトで上がって来た?」
着いた時土砂降りやったもので(笑)
 「昨日もえらい降りよったわ」



リフトで時間短縮したので
横道をのんびり登りましょう。


                  
標高1750mの西島駅からは
岳樺やナナカマドたち高山の森
露を待とう一期一会が楽しみだ。



                           姿見に一樹映りて白露かな  古賀まり子