「ひどい降り方だけど
どうしますか?」
今日の秋雨前線の位置なら
四国山地北側は大丈夫と思いますよ。
◆何でもかんでも異常か?
9月中旬頃から10月の上旬にかけては
南へ退く太平洋高気圧と陸の冷たい高気圧が
ぶつかり大気の状態が不安定が秋雨前線が発生する。
これは異常気象ではなく正常な日本の「秋の長雨」。
◆日本は災害大国
メディアが大雨や台風が来ると
「直ちに命を守る行動を」と連呼する
最近その様な事が多くなった様に思う。
今夏気象庁が「特別警戒警報」を発し
107の市町村が避難指示を出したが
実際避難した住民3%未満であった。
しかしこれは今に始まったことではない。
◆血の通った報道と指示を
先の山形の大雨では降りはじめて113ミリを
「観測史上初めて」のテロップが流れるなど
最近その様な「大げさ」で「曖昧な」報道が多い。
そして「災害で身を守るため」には
「自分で行動しましょう」と言っていると思うが
税金を払っている我々はそれで良いのだろうか。
たとえば街と山間部では降水量に対する備えが違う。
どういう「事態」だから「この情報」を流しているのか
具体的な「危険」と「避難方法」を示さないから
狼少年のまま犠牲者がなくならないのではないか。
◆より道
吉野川を渡り剣山地の北側になる
祖谷峡に入って雨は小降りになった。
まだ天気図どおりのようですね。
和宏さんが車を停めた。
「ハナニラ持って来ちゅうき」
「ニラ炒めには豚肉もいるがやき」
嬉しそうに豆腐屋さんに駆け込み
帰りの豆腐も予約していた。
秋の雨ものうき顔にかかるなり 暁台