猿板

遊山黒子衆SARUの記録

古の峠道の遊山 起

予想図

 明日は晴れて気温が上がる
朝と日中との気温差があり
ウエアーでの調整が必要になる。
◆分け入る
 晴天が約束された休日
tochikoと二人で8年ぶりに
古い峠道を歩いてみることにした。



奥物部最深集落も田植が始まり
田に張られた水が山を写し
                 
畑では生産量日本一の
柚子が花を咲かせていた。



◆歩きはじめる
 いつもの林道口に車を置き
通い慣れた林道を歩きはじめた。



              
 今日は空気が澄んでるね。



◆木々の目覚め
 林道を覆う木々は
若葉を茂らせ緑のシャワーが降り注ぐ。
                 
目覚めの遅い高木の下で
中低木が早々と花を咲かせ実を結ぶ。



                     
◆緑のトンネル
 日当たりのいいところは
木々の葉は緑が濃くなりはじめ
林道に陰を描くようになってきた。
                 


木々の目覚めは
太陽熱により水を吸い上げはじまり
一雨毎に新緑は頂目指し上がってゆく。
                 


その木漏れ日注ぐ林道で
若葉色の蝶が風と遊んでいた。
               


                          濃く薄く奥ある色や谷若葉  太祇