猿板

遊山黒子衆SARUの記録

雪女Project 東熊山 結

アイゼンを脱ぐ

 ここら辺でどうかなぁ。
雪女Projectの大切な目的は
雪山で適切な場所でのビバーグ。
山頂だけが寝床ではない。


◆気持ちいい場所
 北風を避けて日当たりの良く
雪が吹き溜まる南西斜面で昼食とした。
ここなら白髪山が正面に座り風景もいい。



              
◆雪を掘る
 「斜面にテーブルを?」
思ったより雪が深いでしょう。
垂直に1m掘れたら
どこでもテントを張れる。



 手でこれだけ掘るのは大変で
道具があるから雪と遊ぶ事が出来る。
そしてそれが雪を知るための経験となる。
毛を失った猿にとって道具は大切だ。
                     
◆和を囲む
 ここでは斜面に合わせた
カウンターテーブルを掘った。



今日は2017年の山納めの宴
tochikoが和牛を奮発したすき焼き。
                 
ホーリーくんは土佐地酒
山猫さんは紅白なますを持ち寄った。



すき焼きは讃岐うどん
卵を落として平らげる。
                 
いい仲間と
ご馳走を囲み一年を結ぶ。
あぁ 有り難い 有り難い (^_^)


                 
◆かえり道
 山で動物を見かけると
本当に偉いなぁって思う。
我々は毛(野生)を失った猿。
特に冬山はそれなりの道具が必要。



低温に対応した肌着やアウター
雪や氷に対応した足回りなどなど
夏と冬では道具が変わる。
                 
 小さな鳥が歩いていた。
 「酉年も終わりやね」
 そうやね。いい年やったね。



 お地蔵さま
今年一年ありがとうございました。
                  


  山の背に雲みな白し年の果  原裕