猿板

遊山黒子衆SARUの記録

のろやまさんと西熊遊山 朝陽

おじや

 私の山の朝はおじやで始まる。
ご飯は足の先まで温めてくれる。
日本人には長年食べたお米がよく
お米には魚が合うと思っている。
◆朝が来る
 他にこんな贅沢があるだろうかと
思わせるほど静かでいい夜明けだった。
 だから野宿はやめられない。



 「おはようございます」
 山屋さんの朝は早い。
邪魔にならないように張ってはいるが
早く撤収しないといけないようですね。
              
◆ゆっくり歩く
 私はこれからの山歩きも
人生もそうありたいと思っている。



 ネズミの寿命は2年象は60年
「経験数一定の法則」
体重に比例して寿命が決まるとも言われるが
よく考えると色んな真理が見えてくる。
               
◆賢者の言葉
 「大きさのルート」
大きいものは早く動けない。
小さいものと大きいものが
同じ早さで動くことは出来ない。



ロケットも船も
大きいものはゆっくり動くが
それはゆっくり見えるだけで
実際の空気を切る周辺の速度は一定である。


             
ネズミが一生で経験する数と
象が経験する数は同じ。



 神様はあらゆる動物に
同じ時間を与えたのでなくて
同じことを同じだけする
「経験数を一定にする」ようにした。


                
 のろさん
これからも先を急がず
ゆっくり長く歩きましょうね。
 さあ次はどこにご案内しましょうか (^_^)



                           ねばりなき空にはしるや秋の雲  丈草