猿板

遊山黒子衆SARUの記録

台風一過の南嶺に登る 口福時

天辺に登る

 「お疲れさまぁ〜!」
家から歩いて2時間半で
標高308mの山頂に立つ。


◆鷲尾山
 目の前に土佐湾から太平洋が一望。
江戸以前の有力豪族の物見台や
太平洋戦争時の対空監視所があった眺望は
晴れた日には足摺岬から室戸岬まで見渡せる。



この山塊が四国山地の最前線。
土佐で生まれた維新の志士たちも
きっとこの風景を眺めたと思う。
               
◆山食堂
 歩いてきたから
呑みたいものは自由に呑める。
 「あっ河童さん!」
のぞみも来たがや まあ食べて行きや(^o^)



 サンマですか!
山猫さんはてきぱきと
秋の料理を始めた。
                 
ルイは練習を積んだ
お好み焼きをtochikoと作る。



 機能的な道具は美しく
熟練した動きは格好良く見える。
             
 そんな男になってほしいな。



◆かえり道
 山登りも「お出かけ」だと思う。
お気に入りのブランドを羽織り
お洒落すればさらに楽しくなる。
                 
そして四季折々旬を楽しむ。
これこそ先人の物見遊山だと思う。
 さあ 次はどこに行こうかねぇ。



                               野遊びの終り太平洋に出づ  大串 章