芒が穂を立て始めた
笹原の道を歩いていると
朝露で靴がぬれていることに気づく。
◆白露の節
朝の草花に
白露の宿っているのを見る。
台風のシーズンとなる。
◆秋の眺望
西方に石鎚山系まで見える。
なだらかな双耳峰の山頂部に上がる。
「三嶺がみえる
あの奥は剣山やねぇ」
秋の澄んだ空気は眺望が効く。
◆天辺へ
登山口から
ゆっくり歩いて1時間半で
土佐矢筈山山頂に立った。
この日も隣の小桧曽山から
京柱峠まで縦走する方もいたが
私達はここで止まることとした。
晴天下四国の山頂で
涼しくのんびり出来るのも
秋ならではの楽しみだろう。
鳥獣のごとくたのしや秋の山 山口青邨