笹原に覆われた
西島リフト駅が見えたとき
いつの間にか雨は止んでいた。
◆雨上がる
「やった〜
あと半分やね!」
ここから風が強いから
雨が上がって良かったよ。
◆雲の中へ
前線の動きを教える風が
山麓から吹き上げていたが
頂上は厚い雲に覆われたままだった。
「雲の中に入るがやね」
この感じなら夕方は晴れそうだ。
「河童天気予報は当たるから」
Tommyさんありがとございます m(_ _)m
◆霧の道へ
下界の天気予報は
山ではあてにならない。
山に入る前は降水確率ではなく
天気図を頭に入れて行く。
そして風と雲の動きを観察し
どうなったかを記憶しておく。
その経験を積んでいけば
ある程度山の天気が読めるようになる。
ルイがバテてきたようだ。
もう小屋が見えてくるぞ。
頑張ろうな!
霧の道現れ来るを行くばかり 松本たかし