猿板

遊山黒子衆SARUの記録

立秋の黒沢湿原にようこそ 秋の気配

サギソウ

 見守っていたお店が閉まり
心配していたサギソウは
木道沿いに沢山生えていた。


◆白鷺揺れる
 「いっぱい咲いてますよ!」
雑草のように生えちゅうね(笑)
でも強いから湿原にいるわけではない。


          
いい環境には強い種が根を張り
弱い種は厳しい環境に追いやられる。
それが繰り返される自然の原理原則。




◆蒲の穂立つ
 空に向かって凜と立った
蒲の穂も風に揺れている。
                   
空も高くなりはじめ
秋の訪れを感じるいい風景だ。



                   
◆移ろうこと
 黒沢湿原いっぱいに
アキアカネたちが舞い



カエデもそろそろ
色づきはじめ
                  
自然の暦は
秋の訪れを告げている。



                蜻蛉のあとさらさらと草の音  古舘曹人