永瀬ダム建設犠牲者の霊を慰め
水没集落をしのぶ5,000個の灯籠と
山間の夜空に打ち上げられる
花火で有名な「奥物部湖湖水祭」
◆懐に還る
高知県最深集落の一つ「明賀」の
宝永5年(1708)建立とされる普賢堂で
旧暦6月23日の晩に行われる祭りが
今年奥物部の湖水祭と重なった。
湖水祭で賑わうの大栃の喧噪を抜け
祖谷に抜ける山間県道で明賀を目指す。
初めて普賢さまに寄せて頂いたとき
この先で祭をやっている事が不思議だった。
今年も25年前と変わらず
祭り提灯が導いてくれた。
◆輪に還る
「よぉ来たのう」
笹の人達の笑顔が待っていた。
ただいま帰りました。
「おまんらぁ笹の住民じゃぁき」
「まぁ踊ってきいや」
そうですね。
ひと汗かかんといかんですね (^_^)
一ところくらきをくゞる踊の輪 橋本多佳子