猿板

遊山黒子衆SARUの記録

和宏さんの花巡礼「瓶ヶ森」 山道

アザミ

 アザミもそろそろ見納めかなぁ。
人は若葉を山菜としていただき
花は多くの命に蜜を与えてくれる。


◆小雨降る
 瓶ヶ森登山口は雨だった。
しかし風はほとんどないので
私は傘を差して登る事にした。



氷見二千石原
 登山口から1時間の行程の
瓶ヶ森山頂は信仰の山でもあり
登山道は整備され歩きやすい。
                 

樅の林を抜けると広い笹原だが
さすがに今日は雲の中にあった。
                 
林道が出来る前は
登山者で賑わった山小屋も
今は大地に還ろうとしている。
 「河童ちゃん懐かしいね」



 そうですね。
ここにも沢山の思い出がある。
 この時雨が止んだ。
                    
◆雨上がり米躑躅
 「河童ちゃん
    咲いちゅうで」
 今年も会えましたね。



 =コメツツジ
  ツツジツツジ属の落葉低木。
             
  日本は北海道から九州及び
  朝鮮半島の山地の岩石上などに自生し
  梅雨のころ米粒のような白い花を咲かす。



 登山口から1時間足らずで
雲に覆われた瓶ヶ森山頂に立った。
 風が変わりましたね。


              


  降る音や耳も酸うなる梅の雨  芭蕉