隠れ家で乾杯。
遊山とは四季折々の風景を求め
ちょこっと歩いて旬の幸を頂く。
日本人はその程度が良いように思う。
◆春の食材
いつものように和宏さんは
春の幸の数々を構えてくれた。
「今年は鰤が豊漁やき」
エンドウはご飯と炊いて
春の香りを楽しんだ。
「卵スープもどうぞ」
やっぱり
ビールにはたこ焼きでしょう。
Tommyさんありがとうございます。
◆かえり道
「雲海になったで!」
高気圧が張り出してきたようだ。
程よい距離で大陸から離れ
温帯性気候と海に囲まれた日本は
世界一とも言える豊かな自然現象に恵まれた。
先人はその自然観察から知恵を得て
今も世界を魅了し続ける
美意識を養って来たように思う。
「征服」ではない「共存」
その心の表れの一つが
物見遊山だと私は思う。
雲海のとよむは渦の移るらし 水原秋櫻子