猿板

遊山黒子衆SARUの記録

穀雨の白髪山遊山 起

予想図

 前線が過ぎ雨が上がり
大陸から高気圧が張り出す
寒気がどこまで下がるかだな。


◆雨上がり
 「ありゃ 雨が降りだいた」
 兵庫のTommyさんご夫妻と合流し
今週末は奥物部の山を訪れる事にした。
 物部の方は明るいから大丈夫ですよ。



穀雨の入り
 稲や麦などの穀物
生長を助ける雨が降る穀雨
                  
冬眠していた森も
一雨ごとに木々が芽吹き
日当たりの良い林道は
新緑色に染まり始めていた。



 「西熊山はまだまだやね」
 そうですね。
雪が溶けたばかりですから。
            
◆車を降りる
 この日の遊山は標高1,770m
白髪山への登りから始まる。


                
登山口の標高は1,461mで
登山口からブナの生息域となり
日当たりの良い南面の木々は
越冬芽を膨らさせつつあった。



しかしブナ達の新緑はまだ先のこと
今日はどんな一期一会に出会えるか。


               


  美しく木の芽の如くつつましく  京極杞陽