猿板

遊山黒子衆SARUの記録

孫猿遊山「奥物部の森」 芽吹き

ルイ

 ルイ 着いたぞ。
「昼寝じゃないき
   ボクは居眠りやき」
 まだ寝ぼけてるな (苦笑)


◆歩き出すこと
 いつもの林道を歩きはじめた。
ルイはここ2回目になるかね。
 「あぁ・・・そうそう!」


まだ1年生やったもね(笑)



                 
◆命のこと
 林道は日当たりが良く
まだ冬枯れの森に
命が目覚め始めていた。


 野草の芽吹き。



          
 木々の花。
                     
          
 木々の若葉。



                    
◆雲のこと
 森は春に向かって
確実に時を刻んでいる。



 さあ雲行きが
怪しくなってきた。
               
 ルイ
先を急ごうか。




                    春の雲人に行方を聴くごとし  飯田龍太