春の嵐が去った後
和宏さんに誘われて
再び仁淀の桜を訪れた。
◆花桃を求めて
和宏さんお気に入りの
花桃咲き乱れる上久喜集落へ。
花の聖地の入り口にある
久喜集落も見事な風景だった
◆桃源郷「上久喜」
この谷筋最深部の里人が
旧吾川村の新名所にと
15年かけて植えてきた花桃は
満開の風景で迎えてくれた。
「でも今年は寒さにやられてねぇ」
春になって蕾が膨らみ始めた頃
何度か訪れた寒波で花が傷んで
開花も一週間以上遅れたという。
それは上久喜の里人にとって
残念な自然現象だったろうが
この風景も今年の一期一会。
そんな花桃を想う
里人が居てくださる限り
ここは桃源郷であり続けると思う。
◆再び中越家の桜
上久喜の峠を越えて
国道の対岸にある公園を走り
満開が期待できる
中越家へ再訪した。