登り始めたとき
雪は小降りで気温はー5度。
ウールアンダーにソフトシェルで
ちょうど良いコンディションだった。
◆ソフトシェル
防風性、撥水性、通気性がある
ソフトシェルの登場は画期的だった。
防水素材と重ねが一般的だった頃は
雪山と言えば汗と蒸れとの戦いだった。
◆登山靴
「滑りますねぇ」
先に降った雪が雨で固まり
踏み込んだ足が滑ってしまう。
有雪期の靴の特徴は保温力は勿論
ソールの堅さと溝の深さにある。
それはスノータイヤの様なもので
柔らかい雪はしっかり掴み
圧雪などにエッジが効く事が大切。
◆スノーシュー
そろそろスノーシューですね。
深い雪に使うと思っている方がいるが
私は足下が不安定な雪のフィールドを
快適に歩くための道具だと考える。
雪の上を歩く事は砂地と同じで
「ねじれ」「沈み」「滑り」のロスがあり
それを最小限に防ぐための道具で
早く通過出来る事も安全に繋がる。
「このスノーシュー全然違うわ!」
国見山名物防火帯の直登を
スイスイ登る二人の後ろ姿は
子供のようにはしゃいで見えた。
どうですか道具一つ変えるだけで
風景も違って見えるでしょう (^_^)
雪まみれにもなる笑つてくれるなら 櫂未知子