頂上で満足した様な気がした。
今日はここで良いんじゃないですか?
「河童さん
私もそう感じていたんよ」
◆満腹より満足
「ここから先に進んでも
風景は想像出来るけん」
今日は来なくていいと
山が言うこともありますからね。
◆シルエット
風と共に霧が吹き上がる
頂上付近は霧氷の中にあった。
「綺麗やなぁ〜 」
樹の枝振りも
艶っぽく見えますね (笑)
◆帰り道
冬はこれから本番だと思う。
山は決して逃げはしない。
次の楽しみのため下山しましょう。
山に入れば
自分の歩幅に歩数を掛けた距離しか移動できない
自分が背負った食料しか飲み食いできない
だから、自分のちっぽけさが理解できる
=歩禅 <その22>=
「雪が増えたみたいやな」
今冬の変化の時が来たような気がした。
地の涯に倖せありと来しが雪 細谷源二