猿板

遊山黒子衆SARUの記録

仲冬の雲辺寺遊山 雪見の宴

第六十六番雲辺寺

 雲辺寺徳島県三好市
雲辺寺山山頂近くの真言宗寺院。
巨鼇山千手院と号し
本尊は千手観世音菩薩である。
◆最も高い札所
 「はるばると
   雲のほとりの寺に来て
    月日を今は麓にぞ見る」



◆巨鼇山 雲辺寺
   延暦8年大師が16歳のとき
  善通寺の建材を求めこの山を登り
  深遠な霊山に心うたれて堂宇を建立した。
  これが雲辺寺の創建とされている。



 この雪の中の佇まいに
御大師さまの心が見えた気がした。
                  
◆振る舞うこと
 お遍路さんの接待所で
ろくべえさん達との忘年会を広げた。



 「どうぞ食べて下さい」
冬は「ブリぬた」ですね。
                  
ろくべえさん達の
持ち寄りもしっかり頂いた。



 「豚汁で温まって下さい」
                  
 この日も他の登山者に
振る舞うのが和宏さん流の口福。
これが多くのご縁を結んでくれた。



                   
 「ぬたは初めてやって」
喜んでもらって良かったですね(^_^)



                             初雪や仏と少し昼の酒  星野椿