雲辺寺ロープウェイ駅で
讃岐のろくべえさん夫婦と合流。
「お久しぶりです」
◆分け入る
私たちは登山道を歩く事にした。
当たり前と言えば当たり前か(笑)
山道は林床にシダを敷き詰めた
椎などの照葉樹林から始まった。
◆雪交じる
前回は遍路道を歩いたが
今回はロープウェイの管理道と
思われる道を歩くことにした。
道は広葉樹林と植林を交互に抜け
次第に道に雪が現れはじめた。
◆静寂の道
雲辺寺は四国霊場のうち
最も高い標高911メートル
巨鼇山の山頂近くにある霊場で
「遍路ころがし」と呼ばれる難所とされた。
いまは麓からロープウエーで
山頂駅まで登ることができる。
縁起によると弘法大師は
雲辺寺に3度登っていると言われる。
キュッキュッと
新雪が鳴いていた。
雪が積もると静かになる。
「雲辺寺の風景が楽しみやね」
初雪に日のゆきわたる雑木山 行方寅次郎