猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の日々遊山 木の仕事・漆の仕事

木の仕事・漆の仕事

 tochikoは焼き物 私は木の物。
私たちが日常愛用している漆器
職人さんの企画展の案内が届いた。


◆今年最後の企画展
 「栃も落葉したね」
友人のギャラリーの庭も
冬の風景に変わりつつあった。



◆満足すること
  丸太買うて、製材して
 刳って、漆黒目て、塗って。
 仕事はじめた頃よりやる事増えてきた。
                    
 素材と対話してなんて
 くそ食らえって思とったけど
 知らん間に深みにはまってました。
               = 新宮州三 =



  若い頃、「女性的な作品だね」
 と言われたら嫌な気持ちになりました。
 ストイックな作り手に憧れていました。
             
  結婚したり、子供ができたり
 今の私はすっかりおかあちゃんです。
 「女性的な作品」今はそれもいいなと思います。
                    = 村山亜矢子 =

◆生きがい
 先人の仕事は満足したとき終わった。
「お金」でなく「楽しむこと」が大切で
人間が生きている中で仕事をしていた。
                
 現代の日本人は
「楽しい人生」のためでなく
働くためだけに生きている
ロボット化しているのではないか?



 「漆は河童ちゃんに任すきね」
了解っ!  (^_^)ゞ
                  


  山茶花や金箔しづむ輪島塗  水原秋櫻子