猿板

遊山黒子衆SARUの記録

秋の国見山遊山 始まる

予想図

 電脳秘書ちいと
久しぶりの遊山は
穏やかに晴れそうだな。


◆季節は巡る
 「え〜 そんなになるかねぇ」
和宏さんとは2009年1月
香川県雲辺寺さんが最後やもね。
あの日は寒波で大変だったね。



 「月日が過ぎるのは早いね」
吉野川も秋の日差しに輝き
岸部に秋色が現れはじめていた。


            
四国山地前衛峰へ
 訪れた山は国見山。
林道が伸びてアプローチが短く
久しぶりの登山にうってつけの山。
                    
 しかも登山口は貸し切りだ。
「石鎚、剱はいっぱいやろぅね」
昨日紅葉が新聞に載ったしね。



◆秋色の前線へ
 短いとは言え急登は変わらない。
北岳の急登よりしよいろう?
 「あの時は若かったき」
                    
山道はまもなく杉林に入る。



鬱蒼とした人工林に射す
木漏れ日は秋のものに変わり
シロモジは秋色に染まり始めていた。
 「そろそろ一本しょうか」
                   


  憩ふ人秋色すすむ中にあり  橋本鶏二