猿板

遊山黒子衆SARUの記録

処暑の梶ヶ森遊山 森 実る

山法師の実

 「はや落としちゅうで!」
赤いキャンディのような実。
 「あれが親やねぇ」


ヤマボウシ
 ミズキ科ミズキ属の落葉高木。
果実は集合果で9月頃に赤く熟す
直径1〜3センチの球形で食用になる。
 「果実酒にすると綺麗だね」



◆森の恵み
 私達は炭素で身体を作り活動する。
でも炭素を作ることが出来ないので
植物に作ってもらっている。
               
植物の食料は二酸化炭素
大気中のCO2から炭素を取り出し
稲に至っては米粒に炭素を詰めて
私達を養ってくれる。 稲は偉い!



しかしかつて大気の95%あった
CO2は現在0.04%まで減少し
植物は大変な状況になっている。
 それでも削減しなくてはならないのか?
                      
◆秋に向う
 今まで雨が少なく
虫食いを心配していたが
どうやら葉は大丈夫なようだ。
 今年は紅葉がいいかもしれない。



 「キノコも生えてきたね」
台風がもたらす雨に期待しようか。
                   
 「ここの山梨は
   もうちょっと先やね」


 もうすぐ宿坊だ。



                      山行の栗の毬より雨あがる  石橋秀野