猿板

遊山黒子衆SARUの記録

孫猿の夏休み「剣山」 山小屋

西島駅

 「雲が目の前にある」
いよいよ雲の中に入ってゆく。
非日常的な風景は
子供の好奇心を刺激する。


◆好奇心の中へ
 雲の中に入って行こう。
子供たちは風景の変化に
飽きることを忘れている。
大人のプログラムなんかいらない。



◆空が開く
 頂上に近づけば風が吹き
雲の流れの中にはいる。


             
このとき頂上は
雲の上に頭を出していた。



◆くつろぎの中
 「いらっしゃい」
いつもの笑顔が迎えてくれる。




表は雲の中。
お昼を頂いてひと眠りしようか。
             
◆変化のとき
 布団を被っても暑くない。
この時期贅沢な昼寝だと思う。
 さあ夕焼けを見に行くよ!


      
 山頂の雲が去り
静かな変化の時が始まる。



                    
これは山にとどまった
ものだけに与えられる風景。



 美しい日の入りだったね。


          


  暗くなるまで夕焼を見てゐたり  仁平勝