猿板

遊山黒子衆SARUの記録

和宏さんの花巡礼「草原の花」 樹

大野ヶ原へ

 四国カルスト西部にある
標高1200m前後の大野ヶ原
風景のほか高原牛乳と大根で
評判が高いカルスト高原。


◆厳しい環境
 戦後に開拓されはじめたが
寒く酸性土壌が農作に適さない
厳しい環境だったため酪農が開始され
この日ものんびり草を食む牛が迎えてくれた。



◆山毛欅の森
 明治以前の四国カルスト
原始の森に囲まれた秘境の地で
その姿をとどめる森がここにある。
                   
これから下界は晴れても
山は特に午後不安定となり
雲が湧くことが多い。



ヒートアイランド現象
 しかしこの雲と雨が
日差しを和らげ草木に潤いを与える。
                 
温暖化しているのは
水を蓄える土と緑をなくした
都市部だけの話ではないのだろか。



 「そろそろ
   お腹がすいたね」
            
◆夏の口福
 猛暑が言われる暑さ本番に向かって
夏バテ予防はガッツリ食べること。
この日は和宏オリジナル「ちらし寿司」と
氷をたっぷり使った「豚肉の冷しゃぶ」。



 日本人の身体には
まず「お米」そして
肉か魚と煮野菜だと思う。
            
 「デザートもあるきね」
そうそう果物も必要だよな。



                   冷されて西瓜いよいよまんまるし  伊藤通明