猿板

遊山黒子衆SARUの記録

和宏さんの花巡礼「草原の花」 命

雲の中

 人の手で草原になった
四国カルストであっても
けっして不毛の地になることはない。


◆ごっつい自然
 人為的な環境であっても
何かの命が根を張り地を這う。
人間が破壊出来るほど
自然は弱いものではない。



◆草の中
 雲の中で涼風に吹かれ
草花も気持ちよさそうに見える。



             
 「涼しいねぇ・・・
   この空気を街に持って帰りたい」



 ハンカイソウは増えているが
ユリたちは少なくなった様に感じる。


              
風雪厳しい環境に生きる命を
持ち帰る人がいるとも聞く。
それが本当なら寂しいことだ。



 「さて 大野ヶ原に行こうか」


              


  起ち上る風の百合あり草の中  松本たかし