猿板

遊山黒子衆SARUの記録

和宏さんの花巡礼「銅山越」 山滴る

ハルゼミ

 ジーッ ジーッ…
    ゲーキョ ゲーキョ…
 春一番に森に現れ鳴き始める
ハルゼミもそろそろ終わりかな。


◆移ろうこと
 稜線近くで山法師が咲いていた。
秋に天に向かって熟す苺色の実は
果実酒にしてもイケるんだなぁ〜♪



◆祀ること
 標高1,294mの銅山越は
風雪のため行き倒れた者のもあり
峰のお地蔵さまは三界万霊
その無縁仏を祠ったものである。



 「今日はここでえいろう」
 そうですね。
雲行きが怪しくなって来ましたね。


              
 この週末四国で2件山岳遭難が発生し
お一人の尊い命が山で散ってしまった。



◆頂くこと
 いつもの通洞跡で口福を広げた。
ここは建設中に当たったものか
ごうごうと地下水が湧き出して
ビールを冷やすのにちょうど良い (^_^)
                 
そろそろ旬を終えるハナニラ
炊きたて飯盒飯でちらし寿司。



冷たい地下水でキュンと冷やした
豚しゃぶは胡麻だれと柚子ポンで頂いた。
                 

 この豊かさが日本にあることは
ご先祖様のお陰である事は間違いない。
 感謝しなきゃ罰当たりだよね。


                    


  頂きに神を祀りて山滴る  高橋悦男