猿板

遊山黒子衆SARUの記録

和宏さんの花巡礼「川井峠」 神の懐

道標

 古くから人が関わった山域には
他の神様がいらっしゃる山もあり
色々歩いてみるのも楽しいかもしれない。


◆山の神
 石を積んだ古い祠がある。
ここで炭焼きや狩りをしてきた
里人が祀ったものだろう。
 いい佇まいだよなぁ・・・。



               
◆神の道
 日本の古神道においても
水源、狩猟の場、鉱山、森林などから
得られる恵みや雄大な容姿
火山などに対する畏怖・畏敬の念から



森林を抱く山は神が鎮座する山とされ
神や御霊が宿り降臨する場所と信じられ
時として常世と現世の端境として祭祀が行われてきた。
また死者の魂が山に帰るという考えもあった。


                     
 「この木はブナやね」
聖域とされたであろう山頂付近は
四国の高山性広葉樹林が生きていた。


            

◆口福のとき
 御神酒もお供えして d(^_^)
山頂直下でお昼にすることにした。



なおこのお寿司と和宏さんの手料理。
シゲさんからの持ち寄りも広げられた。


             

 人に喜んでもらう事を目的とする。
これが健康長寿に繋がる様に思う。



 帰り道から見た阿波の山並み。
「四国って本当に山が多いね」


               
 「次はどこに行こうかね」




                                 夏山や雲湧いて石横はる 子規